ふたりの証拠 - アゴタ・クリストフ
- 作者: アゴタクリストフ,Agota Kristof,堀茂樹
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2001/11
- メディア: 文庫
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悪童日記 - アゴタ・クリストフ - rehabilis-blog の続編。 これもあっという間に読んでしまいました。 読み進めていくうちにだんだんと違和感というか疑念が生まれていく感じがとてもよくてラスト〜三作目の序盤はなかなかショッキングです。
悪童日記 - アゴタ・クリストフ
- 作者: アゴタクリストフ,Agota Kristof,堀茂樹
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2001/05
- メディア: 文庫
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本書もrebuild.fmでちょっと前に話題に上がってずっと気になっていたので読んでみました。
第二次世界大戦末期のハンガリー。田舎の祖母のもとに疎開した双子の少年が、劣悪な環境の中で過剰に適応してサバイブしていく、双子の作文形式の物語。
翻訳書ですが読みづらさはなく、超絶ダークな児童文学という感じであっという間に読み終えてしまいました。多くの本は読んだ端から内容を忘れ、読了から1年もたったら読んだかどうかすら記憶が怪しくなるのが常ですが、この本のことは忘れないんじゃないかと思います。
ツイッター創業物語 金と権力、友情、そして裏切り - ニック・ビルトン
- 作者: ニック・ビルトン,伏見威蕃
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2014/04/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こちらもdonguri.fmでけんすうさんがおすすめしていた本。
twitter創業に携わった人々、特にエヴァン・ウィリアムズとジャック・ドーシーについて物語形式で書かれた書籍です。創業期のドタバタはスタートアップあるあるですが、さすがにこれは脚色しすぎなんじゃないの、、っていうぐらいドロドロしていて読み物として面白いです。登場人物の多くはみんな最終的には億万長者になるのですが、全然ハッピーな感じじゃないんですよね。この本の書き方の問題だと思いますが。
日本のスタートアップでも会社が中規模ぐらいになってくると社内政治が生まれてドロドロしてくる、、、というのはわたしも何度か見聞きしてきましたが、それにしてもそれにかかわる金の規模やセレブなエピソードが日本のスタートアップベンチャーとは段違いですね。
個人的に感じた教訓としては、とにかくハードワークしてコードを書かないと何も生まれないなってことでした。 今日からまた仕事がんばろう。
VCポケットモンスターピカチュウ
ポケットモンスター ピカチュウ 専用ダウンロードカード特別版 (『ポケットモンスター X・Y・オメガルビー・アルファサファイア』で利用できる幻のポケモン「ミュウ」の特典コード付)
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2016/02/27
- メディア: Video Game
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7歳のむすこがポケモンサンムーンやってまして、サンムーンではゲットできないポケモンをあげて支援しようという意図で初代ポケモンのピカチュウをVC版ではじめました。
わたしは77年生まれの中年で、ポケモン世代ではないためポケモンシリーズ初挑戦なのですが、昔のソフトですし10時間もあればクリアできるだろうとタカをくくっておりました。が、しかし最終的にかかった時間はトータルで20時間弱。とんだ時間泥棒でした・・・。
ただ、最後の四天王に到達するのにかかったのは12時間ぐらいだったのですが、手持ちポケモンのレベルが偏っていて四天王を突破できず、残りの時間はレベル上げに費やしていたというのが実際のところです。レベル上げに飽きてフリーザーをゲットしに行ったのですが、結果的にフリーザー大活躍でクリアすることができました。もっと早くにフリーザー入れてたら3時間ぐらいクリア時間圧縮できたかのではないかと思います。れいとうビーム強い。
ここ最近ポケモンサン&ムーンをむすことテレビで見たり、前シリーズのXYをamazonプライムでみたり、ゲームセンターでガオーレしたりとポケモン漬けなので徐々にポケモンの魅力に囚われつつあります。次はなにやろうかな。
ポケットモンスター サン - 3DS 【Amazon.co.jp限定】オリジナルPC壁紙(リーリエ) 配信
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2016/11/18
- メディア: Video Game
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我が逃走 - 家入一真
- 作者: 家入一真
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2015/05/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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donguri.fmでけんすうさんがおすすめされていたのが気になって読んでみました。
ペパボの元社長で都知事選にも出馬したことでおなじみの家入さんの成功と転落と再生を描いた回顧録のような一冊で、わたしも同時期、渋谷の同業種で働いていて、周りにも億万長者になったり小金持ちになったり独立して事業や店を始める人が多かったので話に入り込みやすかったです。
他人の不幸は…などと言いますが、ペパボを辞してから飲食事業を始めて迷走していく様子は話として大変面白く感じると同時に、教訓にあふれています。自分自身もIT企業をやめて独立してからというもの、のんべんだらりと仕事や育児をする日々でしたが、本作の読了後は生き方を見つめ直したくなりました。
蜜蜂と遠雷 - 恩田陸
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2016/09/23
- メディア: 単行本
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誰かのタイムラインで紹介されていたのと2016年の直木賞ということで読んでみました。500ページ近い大作は読書リハビリにはしんどくて読み始めから読了まで2週間近くかかってしまいましたが、長い期間をかけてぶつ切りに読んでも途中で投げ出すことなく読み終えることができたのはさすが直木賞受賞作といったところでしょうか。
ピアノコンクールに出場するコンテスタントたちの群像小説なのですが、ストーリーよりも文章そのものに力を感じる作品で、読んでてなぜか目頭が熱くなるような場面が何度かあったのが印象的でした。ピアノにはまったく興味はないですけど本作に登場するピアニスト栄伝亜夜の演奏を聞いてみたいという気持ちになりました。こんなピアニストって実在するんですかね。しないか。
映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険
こどもと劇場で観てきました。7歳小1のこどもが観るには設定的にわかりづらいところはありますが、2時間弱集中して見ていたので楽しめたようです。
声優陣入れ替え後のドラえもんの映画は前作の『新・のび太の日本誕生』しか見てないんですけど、前作と比較しても展開とかカット構成が今風になっていて、2017年のアニメ映画っていう感じでした。
子どもが生まれて間もないころはのぶよじゃないドラえもんなんて・・・と思っていましたが、最近ではのぶよドラの方が違和感をおぼえるまでにになってきました。水田わさびすごいですね。