悪童日記 - アゴタ・クリストフ

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)

本書もrebuild.fmでちょっと前に話題に上がってずっと気になっていたので読んでみました。

第二次世界大戦末期のハンガリー。田舎の祖母のもとに疎開した双子の少年が、劣悪な環境の中で過剰に適応してサバイブしていく、双子の作文形式の物語。

翻訳書ですが読みづらさはなく、超絶ダークな児童文学という感じであっという間に読み終えてしまいました。多くの本は読んだ端から内容を忘れ、読了から1年もたったら読んだかどうかすら記憶が怪しくなるのが常ですが、この本のことは忘れないんじゃないかと思います。

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