蜜蜂と遠雷 - 恩田陸
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2016/09/23
- メディア: 単行本
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誰かのタイムラインで紹介されていたのと2016年の直木賞ということで読んでみました。500ページ近い大作は読書リハビリにはしんどくて読み始めから読了まで2週間近くかかってしまいましたが、長い期間をかけてぶつ切りに読んでも途中で投げ出すことなく読み終えることができたのはさすが直木賞受賞作といったところでしょうか。
ピアノコンクールに出場するコンテスタントたちの群像小説なのですが、ストーリーよりも文章そのものに力を感じる作品で、読んでてなぜか目頭が熱くなるような場面が何度かあったのが印象的でした。ピアノにはまったく興味はないですけど本作に登場するピアニスト栄伝亜夜の演奏を聞いてみたいという気持ちになりました。こんなピアニストって実在するんですかね。しないか。
映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険
こどもと劇場で観てきました。7歳小1のこどもが観るには設定的にわかりづらいところはありますが、2時間弱集中して見ていたので楽しめたようです。
声優陣入れ替え後のドラえもんの映画は前作の『新・のび太の日本誕生』しか見てないんですけど、前作と比較しても展開とかカット構成が今風になっていて、2017年のアニメ映画っていう感じでした。
子どもが生まれて間もないころはのぶよじゃないドラえもんなんて・・・と思っていましたが、最近ではのぶよドラの方が違和感をおぼえるまでにになってきました。水田わさびすごいですね。
総理 - 山口敬之
- 作者: 山口敬之
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2016/06/08
- メディア: Kindle版
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わたしのタイムラインでどなたかが面白いよとつぶやいていたのを見て購入。
わたし自身は特に安倍総理が好きとかはなくて、基本的に政治はほぼ無関心、でも麻生さんは格好いいなあぐらいのスタンスですが、そんなわたしが読んでもこの本は読み物として面白かったです。本の中でも麻生さんはかっこよかった。
政治ジャンルの本などこれまで全く読んでこなかったですけど俄然興味を持ちましたし、自国の宰相のことぐらいもうちょっと知っとくべきだなと思いました。個人的には稲田防衛大臣の本とかあったら読んでみたいですね。『稲田朋美 泣き虫防衛大臣』とかどうでしょうか。
虐殺器官 - 伊藤計劃
以前rebuild.fmで紹介されていて気になっていたのですが、映画が公開されるということで盛り上がっているようなので読んでみました。 小説を読むこと自体すごい久しぶりだったので、文体や設定の荒々しさに序盤ちょっと苦労しましたが、展開がよかったので最後まで完読できました。
- 作者: 伊藤計劃,redjuice
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/08/08
- メディア: 文庫
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あしたは映画を見に行きます。