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蜜蜂と遠雷 - 恩田陸

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

誰かのタイムラインで紹介されていたのと2016年の直木賞ということで読んでみました。500ページ近い大作は読書リハビリにはしんどくて読み始めから読了まで2週間近くかかってしまいましたが、長い期間をかけてぶつ切りに読んでも途中で投げ出すことなく読み終えることができたのはさすが直木賞受賞作といったところでしょうか。

ピアノコンクールに出場するコンテスタントたちの群像小説なのですが、ストーリーよりも文章そのものに力を感じる作品で、読んでてなぜか目頭が熱くなるような場面が何度かあったのが印象的でした。ピアノにはまったく興味はないですけど本作に登場するピアニスト栄伝亜夜の演奏を聞いてみたいという気持ちになりました。こんなピアニストって実在するんですかね。しないか。